「ウォーターエネルギーシステム」は詐欺
真偽判断に役立つ「ウォーターエネルギーシステム」に対する各報道陣からの質疑応答いろいろ、そして現時点での結論 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080612_wes_q_and_a/
俺も特許会報とかチェックしてみましたがどう見ても詐欺です。
ポイントはここら辺か
>原理的には極めてよく似ておりまして、それは水にアルミ粉末を主体とした
>ティーバッグのようなものを入れて水素を取り出すわけですね。
ちなみに触媒というものは反応前後で変化しません。
水とアルミを混ぜると水素が発生しますがアルミは水酸化アルミニウムに変化してしまいます。この場合アルミは触媒ではありません
(フィルターがどうのこうの言ってるから水酸化アルミニウムを濾してるのかも)
最悪なのが大阪府がバックについてるみたいなんだよな。
【技術】ジェネパックス、水から電流を取り出すことを可能にした「ウォーターエネルギーシステム」を公開[6/12]
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1213271475/
489 :名無しさん@全板トナメ参戦中 [] :2008/06/12(木) 22:16:23 id:Q6GtRvKH0 大阪府経営革新計画承認企業(月別) http://www.pref.osaka.jp/keieishien/keikaku/16nendo/200411.htm >企業名 住井電気株式会社 承認年月日 平成16年11月16日 >事業テーマ 【水の電子分解による水素・酸素ガスエネルギーシステムの製造販売への取組み】 >同社は水の電子分解による酸素・水素混合ガスエネルギーシステムの開発に取組み、 >特許申請者から大阪府北摂地域におけるウォーターエネルギーシステム事業の販売権を取得し、 >製造・販売戦略をたて、同システムの、メンテナンスもてがけるとともに、 >営業体制の確立(ボイラー業界全般・発電需要全般・駆動装置関連・その他のエネルギー装置全般を >ターゲットをする市場の開拓)を図り売上の大幅な向上を目指す。 >本ウォーターエネルギーシステムは、安全性・小型化・環境保全・経済性のいずれも >特筆される画期的な次世代のエネルギーシステムである。 >このようにして新たな取り組みによって、当社の経営革新を図るものである。
大阪府は以前にも詐欺商品を持ち上げてる
「情報酒場」: 携帯電話の電池どのくらいもってますか? / 今回は大阪府が詐欺会社を持ち上げてしまった結果を生んだニュースの紹介。
http://infobar.seesaa.net/article/1990955.html
【徹底検証】パティオン、PATION、バッテリードクター、お助けシート、電ピタ等を購入前に是非ご覧下さい。【検索用】ムツ化成 スリーヒルズ 特許第3085182号 「−」
http://web.archive.org/web/20050305205400/http://www.h6.dion.ne.jp/~prof/denpita.htm
誤解を招く言い方でいうとシールに放射性物質が含まれてて放射能が電池を刺激して電池長持ち!みたいな。ラドン温泉に入ると健康になるというようなものか。
暗号化とかその辺
2chの暗号化仮想ドライブ作成スレより
http://www.securevm.org/svms2.html
- Copy-and-paste attack
暗号文を所有権のある暗号文にコピーして複号可能にする
- Copy-and-paste attack
暗号文を暗号文のまま改竄する。改竄したい位置をあらかじめ知っとく必要が有る
- XTS-AES
上記に対する対策として。セクタ番号を暗号に含める様。ディスク間のコピーができなくなると思われるのだが…コピペアタックを防ぐには仕方ないのか。
Venus概要 | Venus solution
http://www.venustech.co.jp/outline/index.html
概要から推察するにX-windowのサーバクライアントでサーバ側でwindowsをエミュレート&クライアントで表示するのではないだろうか。(推測です)
サーバも高性能化、低価格化したとはいえ初期費用の大きさはちょっとネックとなるのではないだろうか。
しかし、消費電力の低減や管理の容易化、もちろんセキュリティのために仮想PCのメリットもあるので、これはこれでありなのかもしれない。
雑記
企業で情報の流出を防ごうと思った場合、上記のBitVisorやvenusを使うっててもあるが結構費用がかかりそうだ。
俺だったら
- HDDの書き込みにはオープンソースのTrueCryptを使用する
- USBドライバを改造して書き出し時に強制的にTrueCryptで暗号化
- 復号キーとして特定のファイルサーバに置いたキーファイルを用いる
といった仕様で安価にセキュアな環境を提供できそうだ。
もちろんドライバやUIを新たに作成する必要があるだろうが工数としては半年かからないはずだ。このブログ見てる人どうでしょうか?開発資金だしません?(笑)
もし作る仮定して問題点としては
- メール添付/Webアップローダーでの漏洩は防げない。
これはおそらくBitVisorやvenusでも同様の問題を抱えているはず(サーバor本体にネットワークの制限を設けて対処してるかも)
→これはファイアウオールで対処する- 企業によってはフリーソフトを使えない所もある
事業化するとしたらredhat linuxのようにサポートでバックアップする必要が有る
といった所か
あとはまあ細かい仕様
- 未暗号化USBのアクセスをどうするか。読むだけ/特定のユーザの許可/etc
- 特殊なドライバを必要とするUSBメモリへの対処。→OSの権限でドライバのインストールを制するのが手っ取り早いだろうな。管理者のスキルも様々なので必要なら設定ツールも用意
- 新USBドライバが既存のドライバを使用する形をとるとするとリネームで対処されてしまうかも。XP以上ではDLLのマニフェストに引っかかるかも。(winはよく知らないのです)
- キーファイルのやりとりでのセキュリティの確保。SSL、公開鍵暗号で暗号化は当然として、管理者のみキーファイルの内容にアクセスできクライアントに知られない。しかもソフトはクライアント上で動かなくてはいけない。さらにはオープンソースで。これはかなり厳しい条件。どうしたものか。
結構難しそうである。以上メモ終わり